仕事中にお客様から叱られることってありますよね?
集中しているときに叱られると、気持ちを切り替えるのがなかなか大変です。
自分のせいじゃないのに理不尽に叱られたときは、特に腹が立って、仕事に手がつけられなくなることもありますよね。
でも、お客様に叱られたって、そんなに落ち込む必要はないはずですよね。それはあなたもわかっているんじゃないでしょうか?
それでもイライラしてしまう・・・
今日は、そんな理不尽な客に叱られたときに気にしないで済む6つのコツ、叱られても大丈夫な理由、そして、気持ちを立て直す方法についてお話しします。
これを読んでいるあなたがもし落ち込んでいるなら、一緒にこの気持ちを乗り越えましょう!
- 怒られた時の心の持ち方6つのポイント!
- 客に叱られても落ち込む必要はない
- 客の理不尽なクレームの後に気持ちを切り替える方法
怒られた時の心の持ち方6つのポイント!
お客様から叱られても気にしないコツをお話します。
とりあえず深呼吸!
お客様に叱られたときは、まずは落ち着くことが大事です。
そのためには一旦深呼吸してみるのがとても効果的ですよ。呼吸が整うと、気持ちも落ち着いてきます。
急に慌てたり、すぐに落ち込んだりしがちなのはわかりますが、そうなると仕事でのミスが増えることもありますよね。
なので、一度深呼吸して、しっかりと冷静になると、「今叱られたことは後で考えよう」「今は仕事に集中しよう」と思うことができますよ。
客だけじゃなく、上司からの叱責などにも効果があるので、私はまず一番に深呼吸するようにしています。
物事を前向きに捉えよう
客様叱られたとき、その状況を前向きに捉えてみるのもひとつの方法です。
何にでも意味があるって言いますよね。嫌なことがあっても、それには何か意味があるはずです。
もしかしたら、ちょっと集中が切れていたり、足りない知識があったのかもしれませんね。
もし気づかなかったら、もっと大きなミスをしてしまうところだったかもしれません。
「こんなことで気づけてラッキーだった」と思えば、少しは気持ちも楽になるかもしれませんよ。
自分のミスを直す方法を考えよう
自分のミスで客に叱られた時、どうやって直せるかを考えてみましょう。
真面目な人って、ミスをしたときに自分をかなり責めてしまうけど、そんなに自分を苦しめても仕方がないんです。
「このミスはどうして起きたのかな」「次に同じ状況になったらどう対応すればいいかな」と客観的に考えるといいです。
これをすることで、自分も成長できるし、具体的な改善点を見つけることができれば、気持ちも楽になるんですよ。
往々にして、後からこの時のクレームを思い返した時、「そうそう、あの時叱られたことがあったから、その後うまくいったんだよな」と思うこともよくありますよ。
悲しい気持ちを長引かせないようにしよう
お客様に叱られた後は、その悲しい気持ちをずっと引きずらないようにしましょう。
これ、よくやりがちなんですよね。脳内で悲しい気持ちを何度も再生して味わい続けてしまうこと。
この、頭の中での繰り返し再生は、心を疲れ果てさせます。
そして、疲弊してしまうだけじゃなくて、そんな嫌なことを何度も思い返すと、自分の自信までなくしてしまうことになるんです。
「もう終わったことは気にしない」と決めて、後ろ向きな思考から抜け出す努力をしましょうね。
実際に「終わったことだからきにしない」と言葉にだしてみると、思いの外さっぱりすることがありますよ。
相手の意見がいつも正しいわけじゃない
客に叱られた時、相手の意見がいつも正しいとは限らないんですよね。
相手が悪い気分でいたのかもしれないし、相手だって「あんな言い方しなくてもよかった」と思ってるかもしれませんし。
自分を無理に責めすぎて、実は自分にも正しい部分があったとしても、それを認めないのはもったいないです。
相手の意見が本当にもっともかどうか、ゆっくり考えてみることが大事ですよ。
怒りを出さないようにする
客に叱られた後、怒りを感じることもあるでしょう。その怒りをなるべく抑える努力をしましょう。
相手の言ってることが不当だと感じたとしても、怒りをそのまま出さないようにすることです。
怒ってる様子が周りに伝わっちゃうと、普段支持してくれる上司や同僚も「その態度は問題があるんじゃない?」って思うかもしれません。
怒りをそのまま出してしまうと、後で落ち着いた時に「あんなに怒らなくても…」って後悔することになるから、最初から怒りを抑えておくほうが自分のためだと思いますよ。
かといって、それ、どうやるんだよ!と思いますよね。一つ方法があります。
私の場合は、客が帰った後、顔をにこっとさせていました。これだけで心の怒りがずいぶんやわらぐんです。
客に叱られても落ち込む必要はない
次に、お客様に叱られても、そこで悩みすぎなくても大丈夫な理由についてです。
無理な要求をする人もいるから
お客様が不合理な要求をしてきたときは、それに振り回されることはありません。
残念ながら、不満を抱えている人はいて、そのストレスを他人にぶつけることがあります。
そんな人たちは自分の意見に絶対の自信を持っていて、周りを困らせることがあるんです。
でも、そういう人たちの話はごちゃごちゃしていたり、ポイントがズレていたりすることが多いんですよ。
だから、彼らの言うことをすべて真に受ける必要はないんです。
むしろ、誠心誠意に話を聞いて、その上で話の筋道をつけてあげても、それを全く理解しようとしませんから、始めから対話をしようというような気すらないのですから。
客の一時的な怒り
客に叱られたとしても、その怒りは一時的なものであることが多いです。
自分の気持ちをうまくコントロールできない人は、つい他人に感情をぶつけてしまいます。
客と店員という関係で、客が優位に立つことが多いから、時々厳しい態度をとってしまうことも許されがちです。
そんな関係性の中で、客は気にせずに怒りをぶつけやすくなっているので、一時的なイライラをすぐにぶつけてしまうんですよ。
だから、大したことではないんです。受け止めてしまわないほうがいいですね。
納得できない理由で叱られたとき
客に叱られても、その理由が理不尽なら、何も落ち込む必要はないんですよ。
叱られたときは、自分の行動を見直すことは大切ですが、客の言うことがいつも正しいわけではないですからね。
一応、形式的には謝るかもしれませんが、理由がしっくりこなければ、深く自分を責める必要はないんです。
無理な要求を断ったとき
客から無理な要求を断って叱られたとしても、それで悩むことはありません。
同じ立場だったら他の同僚も同じように断っていたはずです。
だから、「あなただけが悪い」と叱られたわけではなく、ただ運悪く厳しい反応を受けただけなんです。
無理な要求を受け入れていたら、それが職場にどんな負担をもたらすかも考えると、あなたが正しい判断をしたと自信を持っていいんですよ。
客の理不尽なクレームの後に気持ちを切り替える方法
お客様に怒られてしまって落ち込んでいるなら、次のような対策を試してみてくださいね。
親しい人に話してみる
怒られたことでショックを受けたときは、友達や家族など親しい人に話をしてみるといいですよ。
ただ話を聞いてもらうだけで、気持ちが落ち着いたりします。
友達から「そんなこと気にしなくて大丈夫だよ」と励まされると、ひとりで思い悩むよりもずっと心が軽くなるかもしれません。
もしできたら、そのお客様のことをちょっとしたジョークに変えて笑い飛ばすのも一つの方法です。
上司に相談してみる
お客様に怒られたことが引っかかっているなら、上司にそのことを報告してみるといいですよ。
上司はあなたの日頃の仕事を知っているから、その状況を客観的に見て、何が正しいのかを判断してくれるでしょう。
もし客の反応が過剰だったと感じるなら、自分が本当に間違っていたかを確認するのもいいですね。
もし問題が大きければ、そのお客様の対応を他の人に変えてもらうなど、具体的な対策を取ってもらえる可能性もあります。
気分を変えて気持ちを切り替えよう
客に怒られた後で気持ちを立て直すには、まずは何かで気分を変えることが役立ちます。
何度も同じことを考えてしまうと、その記憶がどんどん固まってしまい、心にも悪影響を与えかねません。
例えば、カラオケで思いっきり歌ったり、好きなものを食べに行ったりするといいですね。自分がリラックスできることを見つけて、時間をかけて楽しんでみてください。
忘れようとしてもすぐには難しいかもしれませんが、焦らずに徐々に普段の生活に戻る努力をしましょう。
自分を見つめ直して成長しよう
お客様に叱られた経験はつらいものですが、それを機に自分の行動を見直すことも大切です。
これが少し厳しいかもしれませんが、自分の将来にとってプラスになるはずです。
叱られたことをきっかけにして、もっと知識やスキルを伸ばす努力をしてみてはどうでしょうか。
自分では気付けない弱点を人に指摘してもらうのも、とても役立ちます。
誰もが理不尽な状況には直面しますが、「ただ悲しんで終わり」とするのではなく、「この経験で成長できた」と前向きに捉えることが大事です。
ただし、これは自分に反省を促して謝罪の気持ちを持つ、ということではないので気をつけてください。
あくまでも成長のための振り返りということです。
まとめ 客からクレーム!気にせずに済ませる6つのコツとは?立ち直り方についても解説
記事を以下のようにまとめました。
怒られた時の心の持ち方6つのポイント!
怒られたときの心の持ち方には6つのポイントがあります。
まず、落ち着いて深呼吸すること、物事を前向きに捉えること、そして自分の行動を振り返り成長につなげることなどです。
客に叱られても落ち込む必要はない
客に叱られたとしても、その理由が納得できない場合や無理な要求が原因であれば、深く落ち込む必要はありません。
自分だけが悪いわけではないことを認識し、自信を持つことが大切です。
客の理不尽なクレームの後に気持ちを切り替える方法
理不尽なクレームを受けた後、気持ちを切り替えるためには、親しい人に話を聞いてもらったり、上司に状況を報告して支援を求めたりすることが効果的です。
また、気分転換を図ることで、ネガティブな感情から距離を置くことができます。